イーレックス、ベトナムのトゥエンクアンバイオマス発電所のEPC契約を締結

イーレックス株式会社は2025年12月2日、ベトナム東北部トゥエンクアン省で開発を進めているトゥエンクアンバイオマス発電所のプラント設計・調達・建設（EPC）契約を、第2電力建設コンサルティング（PECC2）との間で締結しました。本発電所は発電出力50MW、燃料は木質残渣（年間約50万トン）で、2027年度末の運転開始を予定しています。同発電所はベトナム政府の第8次国家電源開発計画（PDP8）において優先度の高いプロジェクトとして位置づけられており、2025年3月にはベトナム政府より投資登録証明書（IRC）を取得しています。また、日本の環境省の令和5年度「二国間クレジット制度（JCM）資金支援事業のうち設備補助事業」に採択されており、イーレックスはこれまでにハウザンバイオマス発電所（2025年4月運転開始）やイエンバイバイオマス発電所（2025年11月EPC契約締結）など複数のバイオマス発電プロジェクトを展開しています。