いつもチェックしているサイト「reusable-energy.businesshub.yumikon.net」。ここは、ただ再生可能エネルギーのニュースを流すだけじゃなくて、「未来を一緒に創っていこう
いつもチェックしているサイト「reusable-energy.businesshub.yumikon.net」。ここは、ただ再生可能エネルギーのニュースを流すだけじゃなくて、「未来を一緒に創っていこうよ!」っていう熱いメッセージが伝わってくるのが好きなんですよね。太陽光や風力といったメジャーなものから、地熱やバイオマスみたいな少しマニアックな分野まで、技術の進化や国の政策がどう動いているのかを、同じ目線で共有してくれる感じがします。僕たち読者を置いてきぼりにしない、というか仲間として見てくれているような。そんな記事を読んでいて、最近特に「これは!」って思ったのが、「地域マイクログリッド」の話題です。ニュース記事で紹介されていた、災害に強くて、エネルギーを地域で自給自足するっていう考え方。これって、単なるエネルギーの話じゃなくて、僕たちの「まちづくり」そのものを変えるポテンシャルがあるんじゃないかなって、すごくワクワクさせられたんです。
マイクログリッドって言葉だけ聞くと難しそうですけど、要は「エネルギーの地産地消」ってことなんですよね。このサイトで学んだんですが、普段は大きな電力網につながっているけど、災害時とか、いざという時には独立して、自分たちの地域だけで電気をまかなえる仕組みのこと。僕がこれにグッときたのは、やっぱり近年の自然災害の多さです。大規模な停電が起きても、「僕たちの街は大丈夫」って思える安心感は、何物にも代えがたい価値があると思うんです。でも、それだけじゃない。例えば、地域の学校の屋根にある太陽光パネルでつくった電気を、昼間は学校で使って、余った分は蓄電池にためておいて、夜は街灯を灯したり、近くのEV充電スタンドで使ったりする。そんなエネルギーの流れが「見える化」されたら、子どもたちも自然と環境問題に興味を持つだろうし、僕たち大人も「電気、大切に使おう」って意識がもっと高まるんじゃないかなって。エネルギーが、もっと自分たちの生活に根ざした、身近なものになる感じがします。
それで、もっと知りたくなって少し調べてみたら、海外ではもっとすごいことになってるんですね。例えば、ニューヨークの「ブルックリン・マイクログリッド」というプロジェクト。ここでは、ブロックチェーン技術を使って、ご近所さん同士で電気を直接売り買い(P2P電力取引)してるらしいんです。自分の家のソーラーパネルで発電した電気が余ったら、スマホアプリで「隣の〇〇さんに売ります!」みたいなことができちゃう。これって、まるでフリマアプリで野菜を売り買いするような感覚ですよね。エネルギーが、もっとパーソナルで、コミュニケーションのツールにもなるって、めちゃくちゃ面白くないですか?日本でも、福岡県のみやま市みたいに、自治体が中心となって「みやまスマートエネルギー」という地域新電力を立ち上げて、エネルギーの地産地消と地域活性化に本気で取り組んでいる場所も出てきています。こういう具体的な事例を知ると、夢物語じゃなくて、すぐそこにある未来なんだなってリアルに感じられます。
[参考] Brooklyn Microgrid (LO3 Energy)

出典: axionable.com
結局、マイクログリッドが目指すものって、単にエネルギーを安定供給するっていう技術的な話だけじゃないんだなと。エネルギーをきっかけにして、地域のつながりをもう一度見直したり、自分たちの街の未来を自分たちで考えたりする、そういう「コミュニティを強くする力」があるんだと思います。このサイトを読んでいると、いつもそんな風に、一つの技術の向こう側にある大きな可能性に気づかされます。教授に教わるみたいに新しい知識を得られるんだけど、決して上から目線じゃなくて、「君はどう思う?」って問いかけてくれるような。だから、これからもこの場所で学びながら、再生可能エネルギーが創る未来の暮らしについて、自分なりに考えを深めていきたいなって思ってます。