家庭用蓄電池とスマートエネルギー

「走る蓄電池」から考える電気を貯める技術

うちのサイトを見てると、再生可能エネルギーってもう特別なものじゃなくて、僕たちの暮らしにどんどん溶け込んできてるんだなって、すごく実感しますよね。特に、この前公開された「EV(電気自動車)は本当にエコ?V2Hで考える未来のエネルギーマネジメント」の記事なんて、めちゃくちゃ面白かったです。車をただの移動手段じゃなく、「走る蓄電池」として捉える視点には、思わず「なるほど!」って唸っちゃいました。

あの記事を読んでから、電気を「貯める」っていうこと、つまり「家庭用蓄電池」の可能性について、もっと知りたくなっちゃったんですよ。

蓄電池は非常用電源だけじゃない

蓄電池って聞くと、多くの人は「停電した時のための非常用電源でしょ?」って思うかもしれないですけど、実はもう全然そんなレベルの話じゃないんですよね。もちろん、災害時の備えとしてめちゃくちゃ心強いのは間違いないです。でも、これからの時代の蓄電池は、もっと能動的に、僕たちの毎日の暮らしを豊かに、そして賢くしてくれるパートナーみたいな存在になるんじゃないかなって。

例えば、昼間に太陽光パネルで発電した電気を貯めておいて、電気をたくさん使う夜間に使う。これだけで、電力会社から電気を買う量をぐっと減らせますよね。それに、電気料金が安い深夜電力を蓄電池に貯めて、料金が高い昼間に使う「ピークシフト」なんて使い方もできる。これって、家計にも優しいし、電力需要が集中する時間帯の社会全体の負担を減らすことにも繋がる。まさに一石二鳥じゃないですか。

バーチャルパワープラント(VPP)の可能性

そして、僕が一番ワクワクしてるのは、その先にある未来の話です。もし、たくさんの家庭が蓄電池を持ったら、社会の電力システムそのものが大きく変わるかもしれないんですよ。それが「バーチャルパワープラント(VPP)」、日本語だと「仮想発電所」っていう考え方です。

個々の家庭にある太陽光パネルや蓄電池、それにEVなんかを、インターネットを通じて一つに繋いで、まるで一つの大きな発電所みたいにコントロールする技術なんです。例えば、ある地域で急に電力需要が増えた時に、大規模な火力発電所を動かすんじゃなくて、VPPに繋がっている各家庭の蓄電池から少しずつ電気を供給してもらう。そうすれば、再生可能エネルギーの「天候によって発電量が不安定になる」っていう弱点も、地域全体でカバーしあえるようになるんです。

エネルギーを「創って、貯めて、賢く使う」生活へ

うちのサイトが目指している「クリーンエネルギーの普及を通じて、地球環境の保全と経済の持続的発展に貢献する」という大きなビジョンって、こういう一つ一つの技術の進化と、僕たち一人ひとりのライフスタイルの変化の積み重ねの先にあるんだろうなあって、蓄電池のことを調べてみて改めて感じました。

ただ電気を消費するだけの生活から、エネルギーを「創って、貯めて、賢く使う」生活へ。そんな未来に向けて、自分には何ができるのか、まずは家のコンセントの使い方からでも、ちょっと意識してみようかなって思ってます!