自然由来ガスを適用した420/550kV GIBを国内メーカーで初めて製品化

自然由来ガスを適用した420/550kV GIBを国内メーカーで初めて製品化

東芝エネルギーシステムズは、温室効果ガス削減に貢献するため、国内で初めて自然由来ガスを用いた420/550kVガス絶縁開閉装置(GIB)を製品化しました。従来のSF6ガスに代わる混合ガス(二酸化炭素と酸素)を高圧で封入し、特殊塗料による絶縁コーティングで耐電圧性能を向上。これにより環境負荷を大幅に削減しつつ、高電圧送変電設備の安定運用を実現します。2022年には72/84kVの製品も納入済みであり、今後220kV以上の基幹系統向けGISの開発加速も計画。国内外の電力会社や再生可能エネルギー事業者から期待が寄せられています。

記事提供
Toshiba Energy Systems & Solutions Corporation
公開日
2025-12-03