四川省で「2025世界動力電池大会」が開催、グリーン転換に言及

四川省で「2025世界動力電池大会」が開催、グリーン転換に言及

2025年11月に中国四川省宜賓市で開催された「2025世界動力電池大会」では、中国の動力電池産業の急成長とグリーン転換への取り組みが示されました。2020年の63.6GWhから2024年には548.8GWhへと急増した動力電池搭載量は、2025年第3四半期ですでに493.9GWhに達しています。特に車載電池のエネルギー密度は全体で約10%向上。大会中、寧徳時代新能源科技(CATL)と宜賓市政府は「ゼロカーボン宜賓市」に関する戦略的協力協定を締結し、再生可能エネルギー開発とゼロカーボン工場のモデル構築を推進することを表明しました。これにより、中国の都市のグリーン化と動力電池の高性能化の両面で進展が期待されています。

記事提供
JETRO
公開日
2025-12-03