電源開発株式会社は熊本県の瀬戸石ダム・発電所に関し、流域の安全・安心確保のための取り組み状況を2025年11月28日に発表しました。2025年度は大雨予測による事前放流は行われませんでしたが、過去には大型台風時に事前放流でダム容量を確保してきました。2023年度からは6月~9月にダム水位を最大で870万立方メートルまで低下させる通砂・排砂運用を開始し、今年度は約3万立方メートルの堆積土砂の排除を11月中旬より実施中です。排除した土砂は公共事業での有効利用にも協力しています。これらの対策によりダムの安全性と発電所の安定稼働が強化されています。
瀬戸石ダム・発電所の安全対策と流域管理の最新状況を公表
- 記事提供
- J-POWER
- 公開日
- 2025-11-29