東京電力柏崎刈羽原子力発電所が2025年度中に再稼働する見通しとなり、新潟県知事の容認表明を受けて県議会の信任が得られれば実現します。また北海道電力の泊原発も再稼働の可能性が高まっています。中部電力の浜岡原発も原子力規制委員会の安全審査を進めており、再稼働を急ぐ方針です。地球温暖化対策でCO2排出抑制の必要性が増す中、CO2を出さない原発の重要性が改めて注目されています。加えて、AI活用による電力需要増加予測もあり、原発再稼働は電力会社のコスト削減と収益改善に寄与。福島第一原発事故以降沈滞していた電力業界に活気が戻りつつある状況です。
原子力発電所の再稼働で電力業界に活気、AI活用による電力需要増も背景
- 記事提供
- Asahi Gakujo
- 公開日
- 2025-11-29