家庭用燃料電池エネファーム、累計出荷54万台突破で防災需要拡大

家庭用燃料電池システム「エネファーム」の累計出荷台数が2024年末時点で54万台を超えた。都市ガスやLPガスから取り出した水素と空気中の酸素を化学反応させ、発電と給湯を同時に行う。災害時の停電対策として注目され、2025年度から国が補助金制度を設け価格面の負担も軽減。静岡ガスでは2023年に約500軒がオール電化からガスへ切り替え、エネルギー分散の意識が高まっている。

記事提供
FNN
公開日
2025-11-23